ECサイトやWebサービスに欠かせないのが決済システムです。世の中に数ある決済サービスの中から今回は「Square」という決済サービスをシステムへ導入していきます。

バージョン
Laravel 8.60.0
Square API Version 2021-09-15

導入にあたり、Square developerアカウントを作成してください(アカウント作成は無料です。本番環境で使用時には審査が必要です。開発自体に審査は必要ありません)。

Squareアプリケーションの作成

 Square developerにログインしたら、まず新規にアプリケーションを作成します。
プラスマークを押してください。アプリケーション名を入力し、利用規約のチェックボックスにチェックを入れSaveを押下します。

(なお、Application Nameに「square」という単語は使えませんでした。。)

これでアプリケーションの作成が完成しました。

環境変数(.env)の設定

次に、Squareの環境変数を設定していきます。
システムに設定が必要な環境変数には以下の項目があります。

  • 環境変数:sandbox(確認環境) or production(本番環境)
  • アクセストークン
  • アプリケーションID
  • ロケーションID

それぞれのトークンやIDは作成したアプリケーション画面から確認することができます。

それぞれの値を.envに設定してください。

#.env
# スクエア決済アカウント
SQUARE_ENVIRONMENT=sandbox # テスト環境:'sandbox'、本番環境:'production'
SQUARE_APPLICATION_ID= # ここにアプリケーションIDをコピペ
SQUARE_ACCESS_TOKEN= # ここにアクセストークンをコピペ
SQUARE_LOCATION_ID= # ここにロケーションIDをコピペ

.envの値を利用するためのconfigを作成します。
configディレクトリ内にsquare.phpファイルを作成してください。

ファイルを作成したら以下のように記述します。

<?php

return [
    'token'       => env('SQUARE_ACCESS_TOKEN'),
    'env'         => env('SQUARE_ENVIRONMENT'),
    'application_id' => env('SQUARE_APPLICATION_ID'),
    'location_id' => env('SQUARE_LOCATION_ID'),
];


ちなみに、なぜconfigを作成するのかはこちらの記事を参考にしてください。

https://hiroto-k.hatenablog.com/entry/2018/03/28/213000

これで準備は完了です。

次回は決済フォームを作成していきましょう。

関連記事

参考URL

Square Developer
Square公式ドキュメント クレカ決済フォーム
SquareAPIリファレンス

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