はじめに

エンジニア1年目にとって覚えなければいけないことはたくさんありますよね。WebであればHTML、CSS、Javascript(Jquery)、PHP、フレームワーク(Laravel、Railsなど)、Linuxなどなど。私も新卒で未経験の状態からエンジニアになりました。当時はエンジニアが何をするのか、プログラミングで何ができるのかすらわからない状態でした。そんな私がエンジニア1年目にやっていてよかったことを振り返り、まとめてみたいと思います。

第3位 先輩社員に教わる

まずはエンジニア1年目の特権、「先輩社員に教わる」です。

エンジニア1年目はとにかく分からないことだらけです。

私の場合はまずプログラミングスクールに1ヶ月半ほど通わせていただきそこで基礎は身につきましたが、それでも実際に業務に入ると実装は簡単ではありません。

しかし心配はいりません。そう!実装に困っていると先輩社員の方が適度に面倒を見てくれます。新人が実装できないことはタスクを振った先輩社員はわかっているからです。新人エンジニアは基本的に先輩社員に教わりながら成長していきます。

ただ教わるのを待っているだけでは勿体無いです。積極的に聞きに行く姿勢も大切です。

些細なことでも聞きに行くと、基本的に親切に教えてくれます。また、先輩社員はたくさん技を持っているので質問事項から脱線して色々な技を教えてくれる時もあります。

あまりウザがられない程度に、でも教えてもらう頻度が高いと吸収できることが多くなるのでバランスよく質問する機会を作ることをおすすめします。

また、普段の業務の技術だけでなく、さまざまな技術を教えていただくのもいいと思います。

当時、私も実装に慣れてきた時に、「サーバーの知識をつけたいなあと思い」、インフラに詳しい先輩に教えを乞い、毎週勉強会を企画し付き合っていただいたことがあります。

業務では学べないLinuxOSの知識やIPアドレス、サブネットマスク、ドメイン、DNSなどの技術について学ばせていただきました。

その知識は今でも役に立っており、大変感謝しています。

2年目以降になると「これ、今更聞いてもいいのかな?」と聞きづらくなってしまうこともあるでしょう。なので1年目のうちに聞けるものは積極的に聞いておきましょう。

第2位 勉強会の参加

続いては勉強会です。

私が1年目のころはよく社内勉強会に参加したものです。

勉強会にも種類があり、先輩社員から教えてもらう「レッスン」形式や一人で黙々と作業する「もくもく会」形式などがありました。

レッスン形式の勉強会では先輩社員に「オブジェクト指向とは」という題目で実際に自分でクラスを作ってみたりして理解を深めたり、インフラの先輩からは「virtual boxでLinuxサーバーを立ててみよう」と仮想環境上に実際に自分でサーバーを作ってみたりと業務では体験できないことも経験できました。

もくもく会形式では作業内容をまず共有してひたすら一人で勉強していきます。最後に成果を発表しますが、そのもくもく会ではいろんな分野の方がいたので「そんなことプログラミングでできるんだ!」と感動したのを覚えています。

また、勉強会は社内だけではありません。社外勉強会にもちょこちょこ参加していました。

当時、私は社外勉強会に参加するのは抵抗があったのですが、先輩社員の薦めでメルカリ主催の勉強会に初参加しました。その勉強会では当時話題になっていた「機械学習」をテーマにした発表を聞いたのですが、当時の私には全く畑違いで聞いても全然分かりませんでした。ただ、ITにはそういう分野もあるんだなと若干視野が広がり、ITへの好奇心がここで芽生えた感じがします。

それをきっかけに積極的に技術のキャッチアップをすべく色々な勉強会に参加するようになりました。

今はコロナの時代でオフライン勉強会は激減してしまいましたが、オンラインでもさまざまな勉強会が開催されています。

まだ社外勉強会に参加していない方はぜひ、興味のある勉強会を探して参加してみることをおすすめします。

第1位 朝学習

私がとにかく大切にしていたことが朝の学習です。

朝は誰にも邪魔されず自分のやりたいことができる時間です。

頭も冴え、業務時間までの時間的リミットがあるので生産性が高いです。

今の私があるのは100%この時間があったからと言っても過言ではありません。

私はほぼ毎日業務開始1時間早く出社し勉強をしていました。

やっていたこととしては、「スクールで学んだJavaアプリケーションを自分だけでもう一度作ってみる」、「HTMLやCSS、Java script、PHPの本を進める」、「基本情報の勉強をする」、「勉強会をする」などなど。

新卒でやっていた業務としてはシステムの改修でした。あまり理解していなくても既存のコードを真似すれば基本的にタスクはこなせてしまいます。そのため業務だけでは知識を深めることや広げることはできませんでした。

ですが、朝の時間を使い勉強することで、体系的に自分が学びたい勉強ができるし、知識の幅も広げていけました。

知識が少しずつつき、できることが増えていくのはエンジニアにとっては快感なのです。

「この時間がいつまでも続けばいいのに!」とも思ってました。

あの頃の自分はとにかく勉強への熱意が半端なかったなあと思います(正直今となってはあの頃ほどの好奇心はもう出ないでしょう。。)。

話が朝勉強とはズレてきてしまいましたが、とにかく自分の勉強をする時間というのはとても大切です。それは人によっては夜の人もいるし、お昼の時間を使って勉強している方もいるでしょう。

どの時間でもいいのですが、特に朝は生産的で生活習慣もしっかりするのでおすすめしておきたいと思います。

まとめ

振り返ってみれば色々な技術に触れてきて、今となってはだいぶ知識が身についてきた実感があります。まだまだ知らないことはたくさんありますが、経験が浅かった頃の自分に負けないようにこれからも日々研鑽を積みたいと思います。

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